浅間酒造KURAMOTO Partner

浅間酒造の外観

群馬県の蔵元「浅間酒造」

卓越した醸造技術と徹底した品質管理で、テロワール(その土地の風土や個性を活かす)にこだわった酒造りを続ける。地元の野菜に合う地酒が開発テーマ。NOMUZO Projectでは、幻の酒米「改良信交」100%を精米歩合15%まで磨き浅間酒造最高峰のプレミアムSAKE造りを目指す。IWC2020 純米大吟醸部門で秘幻 禮(ひげん れい)が銀賞受賞。清酒鑑評会では金賞を多数獲得。


  • 今回、NOMUZO.STYLEの立ち上げに共鳴いただける蔵を探していたところ、縁あって世の中的には(今現在)まだあまり名前が知られていない酒蔵、浅間酒造さんを訪問。

    浅間酒造さんは、明治5年(1872年)に創業して以来約150年、北に白根山・草津温泉、南に浅間山・北軽井沢と風光明媚な有名観光地に挟まれた群馬県長野原にて酒造りをされている由緒ある酒蔵です。

    浅間酒造の表彰状
    全国新酒鑑評会金賞や様々な表彰状がずらりと壁に並ぶその数は圧巻

    <浅間酒造受賞歴>

    • 全国新酒鑑評会では通算16回の金賞受賞実績
    • 関東信越国税局酒類鑑評会にて通算32回優秀賞を受賞
    • IWC2020にて純米大吟醸酒の部で純米大吟醸 秘幻 禮が銀賞、プレミアム大吟醸秘幻大吟醸酒の部で銅賞を受賞
    • 外務省在外公館向け推奨日本酒リストに2019・2020年度の2年連続で採用

    なぜ、ここまでの評価・実績・歴史がありながらこれまであまり名がしれていなかったのか。それは、ほとんどのお酒を、酒蔵に隣接された浅間酒造観光センターと周辺観光施設などの地元エリアに限り販売されてきたから。つまり、現地に足を運んだ人しか出会えない、知る人ぞ知る酒蔵であるということ。

    酒づくりの技術

    その歴史の中で培ってきた実直な酒づくりの技術は、鑑評会での評価につながり、最近では、世界のVIPにふるまわれる外務省在外公館向け推奨日本酒リストにも2年連続採用されるなど、お酒として存在感を示しはじめています。

  • 秘幻
    プレミアム大吟醸 秘幻

    浅間酒造さんの魅力は、なんといっても地元産に徹底的にこだわる“テロワールコンセプト”。(テロワール:その土地の風土や個性を活かす)

    これまで兵庫県産の山田錦を使って数々の賞を受賞してきた実績がありながら、櫻井社長には頭から離れない想いがありました。それは、地元産の酒米で、群馬の名産野菜に合う、本物の“地酒”を造りたいということ。

    浅間山

    浅間酒造は浅間山や白根山に隣接する標高640mに位置。冬の酒造りシーズンは冷たく乾燥した北風が麹を乾燥させる。こうした環境で醸される酒は比較的すっきりからっとした味に仕上がりやすい。

    酒米

    野菜に合う地酒を造るにはすっきりした味に加えわずかな酸味が出せる米が必要。わずかな酸味が野菜独自のえぐみを消してくれる。櫻井社長は、低い気温で生育し、ほのかな酸味を持つ米を求めて探索。10年ほど前から秋田県で生まれた酒米改良信交に注目。稲の背が高く凛とした姿が美しい。覚悟を決め、山の斜面に棚田を準備し自家栽培を開始。自ら育てることで米の特性を把握し、酒づくりを進化させた。
    酒づくりで地域に貢献したいという想いは徐々に広がり、現在では地域課題であった耕作放棄地が改良信交の稲田に変わり始めている。

    米づくり

KURAMOTO Partnerに戻る

pagetop